BANG(ばん) | |
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月刊アイドル雑誌の名前。樺エ科学研究社が出版している。 眞魚川護岸工事現場に駐車されていた軽トラックの中には『BANG』33号(1996年7月1日発行)があり、1996年当時は人気ドラマ「ハートはドキ土器」にも出演していた美浜奈保子がその表紙を飾り、彼女の巻頭大特集も掲載されている。また同号の付録としては美浜奈保子の生写真がついている。 なお同号にはお遊び要素が隠されており、表紙上で確認できる見出し「水野雅美の爆裂ボディ」にある"水野雅美"とはゲーム中で安野依子役を演じた女優の名前であり、また「水野雅美の爆裂ボディ」は水野雅美のブログ名にもなっている。 その他にも松井亜耶、細川聖可、井出杏奈の名前も見られ、こちらもゲームに出演した女優の名前である。 ちなみに宮田司郎が拾った美浜奈保子のテレホンカードは『BANG』特製のものである。 名前の元ネタは実在のアイドル雑誌『BOMB!』(学習研究社発行)。 | |
関連 | 美浜奈保子、テレホンカード 水野雅美、松井亜耶、細川聖可、井出杏奈 |
CM(しー・えむ) | |
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1.『SIREN』のTVCMのこと。「お姉ちゃん」編と「お父さんお母さん」編の2つが存在する。 「お姉ちゃん」編は、恩田理沙が「お姉ちゃんなの?」とライトを向けるがその先には……という内容。 「お父さんお母さん」編は、前田知子の「お母さん!お母さん!開けてよ、お母さん!」という声に、目覚める夫婦。しかしその声の方にいるのは目から血の涙を流す知子の姿が……という内容。 どちらも『奉神御詠歌』がBGMとして流れ、最後に「どうあがいても、絶望」というキャッチコピーが出る。 2003年11月3日から放映されたこのCMは、本来ならば13日まで放映される予定であったが、朝方や昼間などでも放映されたこともあってか、視聴者から「子供が怖がる」という7件の苦情が電話や電子メールで寄せられ、11日以降の放映は中止されている。 ただしあまりの苦情件数の少なさから、この放映中止はスタッフの宣伝の一部であると見るものも多い。 2.109フォーラムビジョン、Q'sEYE、スーパーライザ渋谷の渋谷3面ビジョンで放映された『SIREN』のCM。 「お姉ちゃん」編のみの放映であるが、TVCMとは違って最初に真っ赤な画面の中サイレンが響き渡り、「0:00、赤い海からサイレンが響き、一つの村が消えた。」というテロップが流れる。 期間は11月3日から9日までの7日間。17時から23時までの時間帯に各ビジョンでそれぞれ放映されたほか、本来ならば24時以降は放映が終了する渋谷3面ビジョンで、特別に25時まで上映された。 | |
関連 | 『SIREN』、どうあがいても、絶望 |
『FORBIDDEN SIREN』(ふぉーびどん・さいれん) | |
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1.欧州版『SIREN』のタイトル。 2.『FORBIDDEN SIREN』の公式サイトのこと。2004年1月12日に公開された。 須田恭也、志村晃、四方田春海、美浜奈保子の4人の裏話的な情報を知ることができ、それは日本のサイトやゲームだけでは知ることができないものも多い。上の4人のコンテンツをすべて見終わると、神代美耶子が登場し、ムービーが流れる。 全22ヵ国語に対応しており、すべての外国語に対して日本語で吹きかえられているため、誰でもその内容を知ることが可能となっている(ただし雑誌や資料など、台詞以外はすべて日本語で表現されている)。 日本の製作スタッフは監修としてのみ参加している。 |
MIRROR VISUAL PRODUCTION (みらー・びじゅある・ぷろだくしょん) | |
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美浜奈保子が契約している芸能プロダクション。 住所:〒103-333 東京都港区南赤山3-3-33 電話番号:03-×333-3333 FAX番号:03-3×33-3333 | |
関連 | 美浜奈保子 |
OL料理探偵彩子(おーえる・りょうり・たんてい・さいこ) | |
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美浜奈保子が(たぶんチョイ役で)2002年に出演したテレビ番組。 名前の元ネタは田島昭宇/大塚英志の漫画『多重人格探偵サイコ』か。 | |
関連 | 美浜奈保子 |
SDK(えす・でぃー・けー) | |
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須田恭也がオカルトランドで用いていたハンドルネーム。 SuDaKyoyaだからSDKである。 | |
関連 | 須田恭也、オカルトランド |
『SIREN』(サイレン) | |
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潟\ニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)が2003年11月6日に発売した、プレイステーション2専用のホラーアドベンチャー。 10人以上の登場人物が織り成す群像劇で、羽生蛇村という山奥の村を舞台にして、日常とは紙一重の非日常を描いている。独特の世界観を背景に展開する複雑なストーリーをはじめ、リアリティあふれるグラフィック、魅力的なキャラクター、他人の視界と聴覚を感じ取ることができる「幻視(視界ジャック)」という独特のシステムによる演出などが高い評価を呼び、日本で20万本、海外も含めれば50万本の売上げを記録している。 最近のゲームとは一線を画すその難易度は「攻略本かサイトがないと無理」と言われるほどであり、やりごたえとクリアした時の達成感は相当なものである反面、あまりの難しさに投げ出してしまう人も後を絶たない。 そしてストーリーは完全にクリアしてもまったく理解できないため、その謎をめぐってインターネットを中心にして熱く議論され、解説本の『SIREN MANIACS』が発売されるまでに至っている。 2006年2月9日には続編である『SIREN2』が発売されている。 プロデューサー:藤澤孝史 ディレクター:外山圭一郎 | |
関連 | 藤沢孝史、外山圭一郎、『SIREN MANIACS』 |
『SIREN MANIACS』(さいれん・まにあっくす) | |
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ディレクター外山圭一郎の完全監修の下、ソフトバンク・パブリッシング鰍ゥら出版された『SIREN』の公式解析本。各キャラクターの行動を記したタイムテーブルシートや、全アーカイブの解説などから、執筆に携わったスタッフの熱意が読み取れる一冊である。 インターネットで議論された『SIREN』の謎を解き明かす内容や、ゲームや『異聞』などからは知ることのできない裏情報などが載せられており、『SIREN』ファン必携の書と言える。 巻末には公式ホームページで公開されていた『羽生蛇村異聞』全五話と、伊藤潤二による書き下ろし漫画『魔声』が掲載されている。 | |
関連 | 『羽生蛇村異聞』、『魔声』 |
『THE BUSTER!』(ざ・ばすたー) | |
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須田恭也の後日0:13:33のデモムービー、通称ジェノサイド・エンドで流れている曲名。『ざ・ぶーすたー』ではない。 突然始まる妙にハイテンションな曲と、何を歌っているのか分からない歌詞は、恭也が屍人を虐殺するというシーンに見事にマッチしている。 なお決まった歌詞は特にないらしいので、歌いたいように歌えば良いと思われる。 作曲 朝倉紀行 Vocal Alpha Eastman E.Guiter 天野清継 E.Buss 樋沢達彦 Mix 朝倉紀行 Assistant Kentaro! | |
関連 | ジェノサイド・エンド |
TVレポーター(てれび・れぽーたー) | |
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TV番組の取材記者。 美浜奈保子はダークネスJAPANのレポーターとして、スカイフィッシュを捕まえようとしていた。 | |
関連 | 美浜奈保子、ダークネスJAPAN |
UFO(ゆー・えふ・おー) | |
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Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)の頭文字をとったもの。逆に正体を確認済みの物(旅客機、鳥の集団など)はIdentified Flying Object(確認済飛行物体)と総称する。 英語では「ユー・エフ・オー」の様に読まれているが、この言葉をアメリカ合衆国空軍の公式用語として採用したエドワード・J・ルッペルト大尉は、その著書で「ユーフォー」と読むとしている。日本でももともとは「ユー・エフ・オー」のように読んでいたが、ピンクレディーの『UFO』などもあって、「ユーフォー」という読みが一般化している。 しばしば異星人の乗り物(エイリアン・クラフト)の総称として使われるが、公式用語ではあくまでも「正体を確認できない飛行物体」のことであり、また異星人の乗り物だということが判明した場合は「未確認飛行物体」ではなくなるため、この意味で使うことは誤用である。 羽生蛇村はしばしばUFOが目撃されるミステリースポットである。 | |
関連 | 羽生蛇村 |
010803 | |
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竹内多聞の職員番号 | |
関連 | 竹内多聞 |
0705 | |
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大字粗戸のハッピー理容の壁に書かれてあった数字。 石川家にあるラジカセのテープカウンターをこの数字に合わせると、物置小屋の鍵の番号を知ることができる。 | |
関連 | ラジカセ、ハッピー理容 |
26年式短銃(にじゅうろく・ねん・しき・たんじゅう) | |
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正式名称、二十六年式拳銃。旧日本陸軍が1894年に開発した、初の国産正式拳銃。 38口径(9o)で、中折れ式の当時一般的な軍用拳銃である。全長:229mm、重量:904g、銃身:約110mm、装弾数は6発。作動方式はダブルアクション※1のみという少し珍しい特徴を持つ。 この銃は東京砲兵工廠(ほうへいこうしょう)※2で明治21年から開発され、明治27年に、二十六年式拳銃として採用された。 その後一四年式拳銃が開発された後も、終戦まで活躍していた。 軍で使用されたのみならず、大正時代には市販もされており 銃が22円(44000円程度)、弾薬が100発3円(6000円程度)だった。 美浜奈保子は合石岳の管理小屋で見つけたこの銃を武器として使用していた。 ※1ダブルアクションとは、弾丸の発射に際し、引き金を引くだけで、撃鉄が持ち上がってから落ち、雷管を叩いて発射が行われる機構や、その操作法のこと。手で引き金を引く間に、撃鉄が2つの動作をすることからダブルアクションという。これに対して、弾丸を一発撃つごとに手で撃鉄を起こす必要がある銃、または一発撃つごとに手で撃鉄を起こす操作法のことシングルアクションという。簡単な操作で連射ができるが、(撃鉄をコックする分の力がいるため)引き金を引くのに必要な力がシングルアクションより大きいことや、引き金を引くための距離が長くなり撃ちづらく、命中精度が劣りやすいなどの欠点もある。現代のリボルバーの大部分はシングルアクションとダブルアクションの両方の動作ができるようになっている。 ※2旧日本国陸軍直属の軍需工場。現在の東京ドームや後楽園遊園地のある場所に建てられていた。 | |
関連 | 美浜奈保子 |
27年前(にじゅうなな・ねん・まえ) | |
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→昭和51年 |
3(さん) | |
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自然数または整数において、2の次で4の前の数。2番目に小さな素数でもある。 自然数は、その各位に出てくる数字の和が3の倍数になっている時のみ、3で割り切ることができる。たとえば7683は、7+6+8+3=24で和が3の倍数だから、7683は3で割り切れる。 整数の中で最も円周率に近く、旧約聖書中では円周率を3として扱っている。日本でも一時期同じように扱い、非難と的となった。 原子番号3の元素はリチウム(Li)であり、太陽系で3番目の惑星は地球である。 キリスト教における三位一体などに見られるように、3という数字に象徴的な概念を含ませている文化が多い。 また、中国語では、三は生に発音が似ているので、四が死に似ているのに比べて、縁起の良い数字だと考えられている。 日本でも三は「産」に通じ、出産・繁栄などの意味を含んでいるという思想もあり、縁起のいい数とされているようである。 アサヒビールの第三のビール「新生3(しんなまスリー)」のCMでは、勝手に3のつく日を「新生3の日」としている。 『SIREN』のゲームでは「三隅郡」「県道333号線」「星を見る会で観測していた彗星の周期は333年」など、「3」という数字が多用されているが、これは設定を担当した佐藤直子によると「何か数字で迷ったら、基本的に全部3にした」ためである。 ただし、3という数字は、決して4(死)に至らないその前の数字であり、不死の村ともいえる羽生蛇村にとっては似つかわしい数字だと考える面白い見解もある。 |
31のヒント(さんじゅういち・の・ひんと) | |
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『SIREN』の取扱説明書に載っている、終了条件2をクリアするためのヒント。 ただし、一部誤植があり、「08:19:59 夜にのみ咲く花。道具は二階に。」は、4:00:04の恩田ステージのヒントである。また他の時間のヒントもずれてしまっている(ベスト版では訂正済み)。 念のため訂正したものを以下に載せておく。 04:00:04 夜にのみ咲く花。道具は二階に。 05:03:07 屋根の男が見ている。食堂裏から倉庫脇へ。 07:22:49 厨房の隙間で溶ける。豚が叫ぶ前に正面へ。 08:10:24 川下から伸びる階段に注意。 08:19:59 作業用具は管理小屋に。 |
38口径警察銃(さんじゅうはち・こうけい・けいさつ・じゅう) | |
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石田徹雄が所持しており、後に須田恭也の手に渡った拳銃。正確にはミネビア(旧新中央工業)社のM60、通称"ニューナンブ"。 ミネベア社が警察機構用拳銃作成の依頼を受け、S&W M36などを参考に自社開発した国産の小型回転式拳銃である。発注元の警察庁、警視庁をはじめ、海上保安庁などの公的機関で使用されている。 全長:198mm (2インチモデルは172mm)。重量:685g (2インチモデルは665g) 。銃身長:約77o。口径:.38スペシャル。装弾数:5発。 開発当初、銃身には一般用の3インチモデルと、幹部用の2インチの2種類が生産されていたが、後にすべて2インチモデルに統一された(よって石田の持っていたものも2インチバレル)。 現在、警察官への支給品としての調達は完了しており、新規の生産は行われておらず、後継の制式採用リボルバーであるS&W M37エアーウエイトや、オートマチックのSIG P230JP、S&WのM3913などへと順次更新中である。ただ、それ以外の公安系公的機関、特に入国警備官や税関に採用されており、一部は刑務官の非常用装備に指定されている。 なお愛称の「ニューナンブ」は、ミネベア工業の前身である中央工業の創設者であり、日本の銃器開発の第一人者である『南部麒次郎』から取られている。 またしばしばニューナンブの1発目は空砲だと言われているが、それは間違いであるらしい。 | |
関連 | 石田徹雄、須田恭也 |
38口径短銃(さんじゅうはち・こうけい・たんじゅう) | |
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竹内多聞がどこかの怪しいルートから入手して羽生蛇村に持ち込んだ銃であり、後に宮田司郎(牧野慶)の手に渡ったもの。正しくはアメリカの銃器メーカーであるコルト(Colt Patent Firearms)社が開発したColt Detective Special。 全長:178mm。重量:660g。口径:.38スペシャル。装弾数:6発。 「ディティクティブ」(刑事または探偵)の名が示す通り、主に私服警察官や(外国の)探偵の護身用として使用される。戦後直後のアメリカのドラマ、特に刑事物や探偵物の映画やドラマ等にも多数登場し、人気も高い。 フロントサイトやバレルの形状から前期型と後期型の2つの種類があり、前期型は露出型のバレルシュラウド(銃身の覆い)や大型のフロントサイトを持ち、グリップは木製。対して後期型は外見のデザインを一新し、より秘匿性を高めるために引っ掛かりの少ない小型のフロントサイトを装備し、バレルシュラウドも完全に隠れるようになっている。また、グリップは硬質ゴムで出来た金色のメダリオンの入ったフィンガーレスト付きのものに換装されている。竹内のものは前期型か? 現在のアメリカ本国ではこの銃を制式採用している機関は殆ど無く、使用する.38Splが威力不足であるために個人で所有する者も少ないらしい、太平洋の反対側である日本では後期型が公用機関向けとして今も現役で稼動中である。P230JPやSW M37エアーウエイトの採用までは、SW M10や、ニューナンブM60と並んで、日本警察制式のリボルバーであったが、今の時点では警官ではなく、麻薬取締官が護身用に携行することが多いらしい。 ディティクティブスペシャルと呼ばれるのは2インチのスチールモデルで、アルミ合金製フレームの同モデルが「コルト コブラ」、4インチバレルのスチールモデルは「ポリスポジティブ」と呼ばれる。 | |
関連 | 竹内多聞、宮田司郎、牧野慶 |
66−1501 | |
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須田恭也の学生証番号。 | |
関連 | 須田恭也 |
××村三十三人殺し (ばつばつ・むら・さんじゅうさん・にん・ごろし) | |
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1938(昭和13)年5月21日、××県三隅郡のとある村で起こったとされる大量殺人事件。 その事件は、一人の青年がおかしくなり、学生服にゲートル姿、胸には自転車用のランプ、両手に猟銃と日本刀という格好で、村人三十三人を次々と惨殺し、たった一晩でその村を全滅させたというもの。 その後、村は無人のまま廃れ、1976年の土砂災害により村跡も消えた。そして地図からも地名は消え、隣村であった羽生蛇村に吸収されることで、その存在は闇に葬り去られた。 しかし、人々の記憶からこの陰惨な事件が消えることはなく、都市伝説の一つとして語られている。 オカルトランドではこの事件が話題になり、それがもとで須田恭也は羽生蛇村へ向かい、異界に引きずり込まれている。そして最後にはまるで三十三人殺しを髣髴させるかのような姿で、屍人たちを殲滅した。 都市伝説調査隊の管理人SHIBITOは、この事件を調査しようと、羽生蛇村に連絡をとって詳細を聞こうとしたが、その返答は「公式の記録にそのような記録は存在しない」というものであった。 そして地元の中学生らしき少女が語った話によると、2003年8月に起きた土砂災害の後から語られている噂で、朝方、霧の向こうに少年の亡霊が現れるという。そしてなぜかその少年は、日本刀と銃らしきものを持っているという。 これが示していることとは何か? 一つの答えとしては、恭也の屍人殲滅という行為が、時空のねじれを通して誰かに目撃され、それが都市伝説化した、というもの。この場合、三十三人殺しは実際に「起っていない」。『マニアックス』の記述などからもこう考えるべきなのかもしれない。 しかしひとつだけ問題があり、それは恭也らしき少年の亡霊の姿が目撃されだしたのは2003年の土砂災害の後であるということである。つまり、2003年8月以降に目撃されて都市伝説化したのに、2003年7月末にはすでに都市伝説として話題に挙げられているのは時系列的におかしいのである。ただ、少年の亡霊が目撃され始めたのがもっと早い時期であったとするならば、この点は問題ではない。羽生蛇村は時空が歪んでいる地域だからである。 もう一つの答えとしては、恭也がなした屍人殲滅という行為が、時空を超えて三十三人殺しの犯人である青年に影響を与え、三十三人殺しが起きてしまった、というもの。つまりこの場合は三十三人殺しは実際に「起っている」。そしてそれが都市伝説化し、その伝説に興味を持った恭也が羽生蛇村へ向かい屍人の殲滅を行う、という一種のループが作られている。 しかし、その場合、何故羽生蛇村が事件の「記録は存在しない」と返答したのかが問題となるが、羽生蛇村の役場は、竹内多聞が儀式について質問したところ「27年前にそのような祭りが行われたという記録はございませんでした」という返答を行っているのであまり当てにならないと言えよう。 なお、この事件の元ネタは津山三十人殺し事件である。 | |
関連 | 須田恭也、ジェノサイド・エンド、都市伝説調査隊 津山三十人殺し事件 |
××‐4216 | |
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松川屋の電話番号。 | |
関連 | 松川屋 |